杉村惇 作品展

会期	2021年12月2日（木）～21日（火） 《 最終日21日（火）は午後4時にて閉廊 》
会場	定禅寺通り　阿部敬四郎ギャラリー
営業時間	11:00～18:00
定休日	水曜

仙台市名誉市民でもあり、日展参与、日洋会名誉会員、河北美術展名誉顧問であられた杉村惇先生は、2001年93歳にてご逝去されてから今年で没後20年の節目の年になります。
美術館以外一堂に拝見する機会が少なくなりましたが、今回は、時を超えた杉村藝術の軌跡を肌で感じるような作品10余点を出品致します。是非この機会にご高覧下さいますようご案内申し上げます。

阿部敬四郎ギャラリー作品展に寄せて
描く対象は違っても、何を描いても絵画としての格調を守り続けることは、強い信念がないとできないことですが、杉村惇の作品では特に３０号以下の小品は、完成まで１０年以上の歳月をかけたものばかりで、そこに彼の制作姿勢が最も顕著に現れていると常々感じていました。自己の作品に軽薄浅薄な「流行」よりも、「不易（ふえき）」を求めつづけた「内柔外剛」の彼のこの精神性に会うと、いつも「ほっ」とすると同時に「勇気ももらえる」ことは、息子としても嬉しい限りです。
杉村　豊

杉村豊氏在廊予定
12月18日（土）・19日（日）11時 ～ 12時