展覧会情報
2022
作家活動30周年記念 ―メゾチントの世界―

生田宏司 銅版画展

会期 2022年2月10日(木)~3月8日(火)
《 最終日3月8日(火)は午後4時にて閉廊 》
会場 定禅寺通り 阿部敬四郎ギャラリー
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜

フランスでマニエール・ノワール(黒の技法)といわれるメゾチント(銅版画)技法で自画・自刻・自摺により作品を制作して日本国内は勿論、海外でも評価の高い生田氏の阿部敬四郎ギャラリー5回目の個展です。今回は作家活動30周年を記念して制作された「King of Owls」の新作をはじめ、静謐な黒の中に表現されたふくろうたち、又、黒の中に柔らかな色彩を帯びた色刷り(カラーメゾチント)で表現された花や小鳥など、多彩でオリジナルな作品を発表いたします。是非この機会に生田宏司のメゾチントの世界をお楽しみ下さいますようご案内申し上げます。

作家来場予定日
2月12日(土)13時~17時
2月13日(日)11時~16時

略歴

1953年 山形県鶴岡市に生まれる
1971年 千葉県立佐倉高等学校卒業
1976年 多摩美術大学絵画科日本画専攻卒(加山又造、上野泰郎、堀文子に学ぶ・在学中より独学で銅版画制作)
1985年 期待の新人作家賞展 買い上げ賞
1986年 第1回国際ミニアチュア版画展 第1席・1991年も同賞(アメリカ)
1987年 ワークスオンペーパー展 買い上げ賞・1988年も同賞(アメリカ)
カンピナス国際版画ビエンナーレ展 最優秀メダル賞(ブラジル)
1989年 カダケス国際ミニプリント展 グランプリ・個展賞(スペイン)
中華民国国際版画ビエンナーレ展 行政院文化建設主任委員長賞(台湾
1990年 日仏現代美術展 アートよみうり賞
第13回国際蔵書票版画ビエンナーレ展 特別名誉メダル賞(ポーランド)
カダケス国際ミニチュア版画展にて審査員 当地にて個展(スペイン)
インタープリント国際版画展 名誉メダル賞(ウクライナ)
1991年 日仏現代美術展 ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール賞第2席 ビブリオ
テック・デ・ボザール賞第3席(フランス)
1992年 第14回国際蔵書票版画ビエンナーレ展 特別名誉メダル賞(ポーランド)
空間大賞国際ミニチュア版画ビエンナーレ展 グランプリ(韓国)
CWAJ版画家海外研修助成金によりウクライナ・リボフにて研修・個展開催
1994年 第15回国際蔵書票版画ビエンナーレ展 名誉メダル賞(ポーランド)
1995年 土屋文化振興財団助成金受賞(千葉県松戸市)
ワシントンDC SASAKAWA平和財団ギャラリーにて個展開催(アメリカ)
1999年 国際グラビュール展招待出品 フランスにて初個展
2001年 フランス初の個展(ゴルツ美術館)にてフランス蔵書票協会会長ジャン・フランソワ・シャサン氏に認められ、この年よりフランス国内各地にて以降毎年個展
2002年 ドービニー美術館にて個展開催(オーベルシュルオアーズ・フランス)
2003年 ミュゼハマグチにて「浜口陽三の作品を刷る」の依頼・実演
2005年 パルクオリエンタル モレヴェリエにて個展開催(ナント・フランス)
2006年 シャマリエール国際版画トリエンナーレ展 来館者最多人気賞(フランス)
2010年 第8回グリビッツ国際蔵書票コンペティション 名誉メダル賞(ポーランド)
2011年 第23回国際蔵書票版画ビエンナーレ展 名誉メダル賞(ポーランド)
アートコレクション展「生田宏司の銅版画展」開催(千葉県立美術館)
2013年 喜多方市美術館「生田宏司銅版画展」開催
2015年 サンシュルピス広場「版画の日」個展開催(パリ・フランス)
2016年 アートコレクション展「浜口陽三・深澤幸雄・生田宏司の銅版画」(千葉県立美術館)バルビゾンにてインプレション版画展に招待出品(フランス)
致道博物館にて個展開催・2004年にも開催(山形県鶴岡市)
2017年 パリ・サンシュルピス広場「版画の日」にて個展開催
2018年 CWAJ現代版画展 審査員特別賞 「鏡・Ⅹ」
美術誌「版画芸術」2018春号(No.179)掲載
2019年 台北・台南で個展開催と台湾師範大学・台南鷹応用科技大学にてワークショップ
2020年 マルボロク城国際蔵書票ビエンナーレ展 第3席・名誉メダル賞(ポーランド)
メゾチント招待作家展・オンライン展(シアトル・アメリカ)
現在 千葉県習志野市にアトリエ 毎年、国内各地及びフランス各地にて個展開催
日本版画協会準会員(1991年退会)
東北芸術工科大学非常勤講師(1994年~2002年)

《パブリックコレクション》
スミソニアン博物館サックラーギャラリー(アメリカ) ロサンゼルスカウンティー美術館(アメリカ))ドービニー美術館(フランス) クラコフ国立美術館(ポーランド) シレジア美術館(ポーランド) ロバーソン芸術科学センター(アメリカ) ティコチン美術館(イスラエル) 国際版画美術館(エジプト) 現代版画美術館(ノルウェー) リシュリー国際猫美術館(フランス) 国立台湾美術館 台湾師範大学 千葉県立美術館 佐倉市立美術館 ほか

「King of Owls」
「豆大福猫」
「梅に目白」
「翡 翔」